これ、もともと蔵の内戸なんです。
こういうのが欲しくて開業から、改装工事が始まってもずーっと探していたんです。
そして富山の高岡の古道具屋さんで見つけ、一目惚れして決めました。
野山を駆け回るうさぎでしょうか、ふらりっぽい。
ちなみに僕ら夫婦は卯年。
そしてこの紋。
「丸に橘」
開業前のとある日。
宿づくりも終盤仕上げ段階に入りこの玄関戸を取り付け、父に見せた時の親子の会話・・・
父 「よく見つけたなぁ」
僕 「?」
父 「橘の紋」
僕 「?」
父 「知らんかったん?」
「うちの家紋やぞ」
僕 「知らんかった」
と言うわけでふらりに来るべくして来た戸なのでした。
(家紋を知らないというのもモンダイですが...)
ちなみにこの家紋の意味は、
『橘は現在ある蜜柑の原種で、実は小さく、香気が強く、奈良時代は街路などにも植えられていたらしい。木は積雪に耐え、よく育つことから、人徳あり奥ゆかしい人を「橘のようだ」となぞらえたという。』
だそうです。
積雪に耐え・・・
これもふらりにピッタリ(笑)
なんだかこの扉が、お客さんと幸せを呼び寄せてくれている、そんな気がします。
ふらりのお越しの際はチェックしてみて下さいね^^
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